第2回:溶接 vs 接着の比較

スタッドピアス_垂直埋込溶接_技術検証

接合技法として一般的な「接着」と、秋歩ビーズクラフトが採用している「垂直埋込溶接」についての強度を比較します。

評価項目2液性エポキシ接着(3mm平皿)垂直埋込溶接(0.7mmピン / 1mm埋込)
結合原理化学的結合(界面での分子間力)物理的結合(溶融一体化・アンカー構造)
理論引張強度140 ~ 210 N70 ~ 100 N (ガラスの限界値)
剥離耐性界面端部から剥がれるリスクがある剥離の起点(エッジ)が存在しない
接合の安定性環境(湿度・皮脂)により変動する無機物同士の結合のため、経年劣化がない

引張強度(ピアスの先玉を持って、まっすぐ引き抜こうとする力)は、2液性のエポキシ接着が優位ではあるものの、必要な強度(20N程度)に対して、どちらの方法も十分すぎる強度があります。剥離耐性(ピアスの先玉を持って、こじるような横方向の力を加えた時)、経年劣化(作ってから売れるまでの在庫期間も含む)を考えた時に、垂直埋込溶接は 「剥離がおこらない」「経年劣化がない」という大きな利点があります。